カテゴリー:よのなか

最近考えている事

目先の事に追われ大局を見誤る。
今そんな事態に陥っているような気がします。
何がしたいのか、何がしたかったのか、そのこと自体変わることはありません。目指すべきものもはっきり見えているし、ビジョンもあります。ただ、実現することが日に日に困難になってきているように感じています。
大きな原因は二つ、介護の現場が魅力的な職場でないこと、もう一つは、介護報酬の低下。
導いている根本的な要因は、日本の抱える極端な少子高齢化です。
若い世代の労働力が減り、国力が落ち、国の収入が減る。危機的な状況に瀕しているのに、この国の政治も政府も、口先だけで向き合おうとしない。
私なら思います。こんな不安だらけの国で子供を育てたくないと、この国に住むことが不安だから
だから心がしぼみ 経済がしぼみ 国がしぼんでいく
成長する事だけが正しいことではないです。なんとか縮小していく中でも、安全で安心して暮らせる国を作ることは出来ないのでしょうか、その事を提示するのが政治の仕事のはずです。

ただ、全く機能していない。

目先の事ではなく、50年先100年先のこの国の姿を示してほしい。

一方、今、介護の仕事に従事している私たちが考えなければならないことは、地道に、プライドを持って介護の仕事に従事することです。高齢者の人生の最後に関わる専門職として、何が出来るのかに懸命に取り組み、仕事の意味を社会に根付かせることです。そうすることで、はじめてビジョンが描け、この仕事の将来が開かれるように思います。ただ、それも、この国がどこに向かうのか、そのことがわからないような不安な中では、難しいように思います。
結局、政治にゆだねるしかない所もあるのですが、それも、最終的には有権者である私たちが、どう選択するのかにゆだねられています。
政治は、その場限りの政策ではなく、どうこの国を導いていくのかを提示し、私たちにそれが厳しい選択であっても、きちんと選べるような状況を作ってほしいと、考えています。
介護という魅力的で楽しく興味が持てる仕事が本当に輝けるように、何が出来るかをこれからも考え続けます。


またあしたで多くのスタッフを配置してサービスを提供したいわけ

8月現在での各事業所の配置は以下のようになっています。

スタッフ一人当たりのご利用者数
またあした栗東  0.86人
またあした伊勢  2.10人
またあしたみそら 2.09人

開設間もない栗東事業所を除き、各施設は2人台前半となっています。
栗東事業所についても、ご利用者様が増加すれば、同じような数字で推移できるよう計画する予定です。この数字を維持することは、経営的にはかなり厳しく、資金繰りとしては、常に一杯いっぱいの状態でやりくりしています。
それでも配置にはこだわりたい、
理由は単純です。スタッフが多くなければ、認知症ケアを十分行うことが困難だと考えているからです。またあしたでは開設以来一貫して認知症ケアに軸足を置きサービスを提供してきました。認知症の皆さんは、疾患部位も様々、また表面にあらわれる症状も様々、日によっても状態のアップダウンの振れ幅が大きく、スッタフの配置数とスタッフのスキルの向上、それと、スタッフの、業務上受ける、様々なストレスへの配慮が必須となります。
またあしたでは、16年間営業し配置と経営のバランスをなんとかとれる、現在のぎりぎりの数字が、今ご提示している。スタッフ一人に対しご利用者2名前半の配置という事になります。
ただ、
「この数字で十分か?」
そう問われると。そうは言えないと思います。様々な難しい対応を行っている現場スタッフにとっては、もっとスタッフが欲しいと言うのが、本音だと思います。しかし残念ながら、これ位以上の配置は、現状の介護報酬では無理だと、私は考えています。

ただし、今、この配置人数を維持することが難しくなっています。いくら求人を出しても、新しいスタッフを獲得できないのです。本当に深刻です。
面白いケアがしたい、ご利用者様と共に過ごす時間を思い切り楽しむことで、ご利用者様、ご家族様のご要望に応えたい、そう考えるスタッフ達と、今までまたあしたを作り上げてきました。それを維持することが、難しくなってきているのです。正直、この事業を始めるころには考えもしませんでした。

高齢化と少子化が進み、国力が低下しているこの国で、社会構造としては問題解決は難しいのではないかと考えています。それでも、何とかしようとあがいているのですが・・・・・
出来ることは、私たちが取り組んでいることを面白いと思っていただくことと、収益を上げ、さらに雇用環境の改善を図る事と、私たちの存在を多く方に知って頂く事、それくらいでしょうか?

追い込まれている状況の中、気持ちは焦ります。今を維持できなくなる恐怖は本当にに大きいです。それでも、きっと、人生の終盤をお手伝いする私たちの仕事に共感して下る方はいると信じ、明日に向かいます。


口腔ケア クイズ 回答

口腔ケアで正しいのはどれ?

  • 1. 歯肉出血があっても実施する。
  • 2. 含嗽のできない患者には禁忌である。
  • 3. 総義歯の場合、義歯の洗浄のみでよい。
  • 4. 経口摂取をしていない患者には不要である。

    ○ 1. 歯肉出血があっても実施する。歯肉出血によって患者は耐えがたい不快感を生じるため、口腔ケアはとても重要である。ただし、出血を助長しない工夫が必要となる。

    × 2. 含嗽のできない患者には禁忌である。含嗽ができない場合でも、吸引をしながら行うなど誤嚥予防に努めながら実施する。
    × 3. 総義歯の場合、義歯の洗浄のみでよい。義歯をはずして義歯の洗浄を行うとともに、歯肉や口腔内の洗浄も必要である。
    × 4. 経口摂取をしていない患者には不要である。経口摂取していない場合は、唾液の分泌量が減少して口腔内が汚染されやすいため、こまめな口腔ケアが必要である。


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