カテゴリー:よのなか

早めの熱中症対策をお願いします。

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今年は、4月の段階で30度近い外気温を記録することもあるという、長期予報が、日本気象協会から出されています。そこで、夏場を迎える前からの熱中症対策を、ぜひ心がけてください。まず最初に
【こまめに水分を補給してください】
室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給しましょう。

【暑さを避けてください】
できるだけ風通しのよい日陰など、涼しい場所で過ごしましょう。

以下の症状にお気をつけください。
<熱中症の症状> めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う
<重傷になると> 返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い

【熱中症が疑われる人を見かけたら】
<涼しい場所へ> 風通しのよい日陰など、涼しい場所へ
<からだを冷やす> 衣服をゆるめ、からだを冷やす(首回り、脇の下、足の付け根など)
<水分補給> 水分・塩分、経口補水液などを補給する

【自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を!】
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。早めの対策を心がけることで、十分に予防できます。ぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。


懐かしい風景を塗り絵で お年寄りも生き生き

 

  • 写真・図版お年寄りが昔懐かしい風物の塗り絵に取り組むことで、認知症の予防に役立てる「おとなの塗り絵」が兵庫県姫路市内の出版社から刊行された。子どものころから親しむ姫路城や播磨地域の祭り、名所などの絵に自由に色を塗り、同時に風物に関する思い出を書き記す。認知症予防の専門家は「目と手を使い、記憶を呼び戻すことで脳の活性化につながる」と評価していいる。「金木犀(きんもくせい)舎」(代表・浦谷さおりさん)が昨年出版した「播磨 おとなの塗り絵&思い出筆記」(A4変型判、24ページ)。イラストレーターでもある浦谷さんが描いた「書写山円教寺とロープウェイ」「赤穂御崎・伊和都比売(いわつひめ)神社の鳥居」「五百羅漢」などのイラスト5点と、切り絵画家の八田員徳さんが制作した姫路城や「相生ペーロン祭」など6点の計11点の塗り絵をおさめている。お年寄りらは色鉛筆などで自由に彩色できる。

 別ページには、風物に関する質問をのせ、答えを書いてもらう。姫路城では、「城へお花見に行ったことはありますか」「どんなものを食べましたか」など、子どものころの出来事を思い起こせる構成にした。

認知症の予防に役立つとされる「回想療法」の専門家たちでつくる「日本回想療法学会」の小林幹児会長は、この本について「絵を描くことは、集中力と手の運動が連動し、大脳の活性化につながる。さらに思い出を記せば、日常生活の仕方を覚えた10~15歳のころの記憶が呼び起こされ、認知症の予防につながる」と話している。

浦谷さんは、お年寄り向けの出版を思い立ち、各地の介護施設を回った。認知症が進むにつれ、文字を読むのがおっくうになる場合が多いと聞き、「昔を思い出す塗り絵なら、気軽に取り組め、予防に役立つのでは」と構想を練った。

浦谷さんによると、購読者の中には認知症が大きく改善した80代の男性もいる。この男性は介護を受ける通所施設で、時折暴れるなどの行動があった。しかし、塗り絵を気に入って何度も繰り返すうち、問題行動が減り、読書を再開したという。浦谷さんは「塗り絵の効果かどうかは分からないが、改善してもらえてよかった」と話している。

姫路、加古川、明石の各市などの書店のほか、ネットでも購入できる。540円(税込み)。問い合わせは金木犀舎(079・280・5916)。
(朝日新聞デジタル)


高次脳機能障害について

高次脳機能障害は、主に脳卒中や頭部外傷などによる後天的な大脳の損傷で生じる、認知機能の障害です。

医学的に、言語や思考過程、記憶、行動のプログラムや意味理解など、人間の持つ様々な運動・感覚以外の脳機能(認知機能)を総称して高次脳機能と呼びます。中でも特に、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害を有し、日常生活や社会生活に何らかの不自由を来す一群が、脳損傷の後遺症として社会的に問題になってきました。

2000年代に入ってから、これらの症状を示す人々に対する支援対策のために、この一群の症状を行政的に「高次脳機能障害」と呼び、支援策を整備するようになりました。つまり、人間が本来有している、広い範囲の「(医学的)高次脳機能障害」とその一部の症候群である「(行政的)高次脳機能障害」は異なる意味を持っているのです。ここでは行政的な意味での高次脳機能障害について説明します。

認知機能の障害として、認知症も近年大きな問題になっています。認知症と高次脳機能障害の違いは、認知症が比較的広く全般的な認知機能低下を生じ、多くは進行していくのに比べ、高次脳機能障害は部分的な脳損傷で生じた特定の認知機能の障害であることです。高次脳機能障害は、リハビリなどによってある程度の回復が望めます。

高次脳機能障害はまだ一般的に十分な知識があるとは言えず、また理解しにくい障害のため、当事者と家族などは大変苦しい生活を強いられることが少なくありません。この障害は身体障害を伴わない場合もあります。生活上で一見普通にしゃべって活動している人に対して、脳機能の障害を察してあげることは難しいのです。高次脳機能障害患者を支援するためには、まずは障害像を理解することから始めなくてはなりません。
(医の手帳)から転載


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