自分たちが年老いたとき、本当にそこにいたいと思える場所を作りたい それが最初の一歩…滋賀県守山・野洲市の通所介護施設

いつも思っていること

何気ないことで知る、五感の大切さ
畑には豆を植え 雨が降り、風が流れ、時がすぎていく
気が付けば、豆の収穫
さやから、豆をだし 採りたてを豆ご飯にする

ご飯の炊ける音 少し甘さのある豆のにおい
おひつを開けると湯気がふわーと広がる
炊きたてを口に運ぶ 心がよろこぶ

見て、聞いて、さわってみて、香りがして、味わう
すべてが玉手箱のように詰まっている
それが、またあした

個人の尊重それは普通であること
前提は人はそれぞれ違うという事。「高齢者」もそれは同じ。

「裁縫が得意な△△さん」
「歌が上手な□□さん」
「書道がスラスラ〇〇さん」

ご利用者さま、お一人お一人の個性を尊重し、その方その方にあった役割、スポットライトが当たる場所。そんなふつうのことが実現できる場所でありたい。

QOL(生活の質)をどうとらえるか
失ったものを取り戻すのではなく、新たな活動の場を見出して頂く。そんな場所づくりをいつも目指しています。
例えば、ある利用者さん、縫い物をしていて「最近思うように動けなくなったなぁ」との一言。
そこから私たちの仕事が始まります。

何が出来て、何が出来ないのか
何が好きで、何が嫌いなのか
何がしたくて、何がしたくないのか

ご様子をお伺いし、色んなデータを集め、その時の最善のアクションを考え、働きかける。全く新しいことを始めるのではなく、過ごされてきた生活の中で覚えていることをゆっくりとゆっくり紡ぎ出し、出来るんだ、していいんだ、に変えていく。

QOLを変えるには、まず心が変わらなければ…

かきねはありません
子供も、お年寄りも、男性も、女性も、ハンデのある方もみな同じ、ここへ集う仲間たちの活躍できる居場所作り。肩肘はった場所ではなく、楽しい気の合う仲間たちの集い。そこには垣根はいらない、そんな思いから、敬意をはらいつつフラットな関係性に。

「あれ?スタッフさんは制服やジャージ着ないの?名札はないの?」はよくある質問。利用者だから、スタッフだからという変なこだわりを越えた人間同士のお付き合い。

こ〜んな感じ

ある日のレクリエーション
ゲームを提供する際に、ご利用者様の反応はもちろん大切。でも、スタッフの反応は?時には「さぁスタッフも挑戦!」と無茶振りやスタッフ同士の対戦をお願いすることも…。そんな時、利用者さんはスタッフの一所懸命な姿やコミカルな動きをご覧になり大笑い。自分たちばかりがするのではなく、スタッフも一緒に楽しんで参加している。そういう一体感が出せたらと思う。
レクリエーション
記録についてのあれこれ
ご利用者さんの一日のご様子を記録として残す…当たり前のこの工程、いざ書こうとするとムズカしい!!その方のプラス面を発見し、記録に残すことで次回の“その人が輝ける瞬間”につながっていく…日々のケアを積み重ね、記録を積み重ねることで利用者さんの生活の質の向上へ!
自分たちが書きやすく、見やすく、次へとつながるよう自分たちでフォーマットを作っちゃいました!このフォーマット、使いながらも更なる効果を求め、常に見直しを行い、現在も進化中☆
とにかくスタッフが多いのは何故
「ちょっとこれ片付けてくるわ」
「いい天気やし、これ干しとこか」
と利用者さんが思わず動きたくなるしかけがいっぱい。だからこそ、スタッフはたくさん必要。10~12人の利用者さんに6~7人のスタッフがお手伝い。利用者さんの思いを大事にそして安全に過ごしていただきたい!
お料理は、喜びの宝庫
「切り口にヘタをあててこすると灰汁が取れてもっと美味しくなるよ。」
“きゅうりに灰汁がある”なんて知りもしなかったスタッフがびっくり仰天!!味付けや野菜の切り方、下ごしらえの方法など、ご利用者様の知識はまるで料理の教科書のようにスタッフが学ばせて頂くことばかり。
生活の中で繰り返されていた馴染みのある作業・食事づくりを一緒に行うことで五感が刺激され、体で覚えている記憶が呼び起こされると共に自信の回復にも繋がる。そうして出来上がった料理を皆で食べれば、「おいしい!」と笑顔の溢れる温かい大家族のような食卓の出来上がり♪
お料理風景
普通のお家でするのはなぜ?
またあしたは3事業所とも普通のお家。少し改修してはいるものの段差や柱も。「ここに段があるさかい、気を付けなあかんな。」としっかり足を上げて一段一段。普段は何気ない段差も運動の一貫に!中に入ると「ただいま~、ここに来るとほっとするわぁ。」との声。みんなで作るもう一つのお家。
一軒屋の外観お部屋居間