カテゴリー:よのなか

富士フイルム -アルツハイマー検査薬開発へ-

富士フイルムは米製薬大手イーライ・リリーと共同で、アルツハイマー型認知症の検査薬を国内向けに開発する。脳の中に蓄積した原因物質を画像で確認でき、早期に確実な診断が可能になる。認知力テストなどに頼ってきた従来型よりも客観的なデータが得られ、新たな治療薬や予防法の開発のスピードアップにもつながる。
開発するのは陽電子放射断層撮影装置(PET)での検査に使う薬。血液を通じてアルツハイマー型の原因とされるたんぱく質「アミロイドβ」と結びつき、脳内分布を調べられる。イーライ・リリーが2012年に米食品医薬品局(FDA)の承認を取得済みだ。
富士フイルムは60億円を投じ、研究開発拠点を大阪府内に新設し、早ければ2017年にも厚生労働省から製造販売承認を取得できる見通しだ。
アルツハイマー病の診断は、言語能力などの認知機能テストを点数化して診断する方法が主流だ。個人によってばらつきが大きく、特に発症初期の診断は難しい。PET検査でアミロイドβの量を調べられれば早期に投薬治療を開始できるようになる。

2014 11 4 日本経済新聞 より


明日は ハロウィン

明日31に日は ハロウィン
ただ、残念ながら、ご利用者様に、『ハロウィン』の話題提供をしても、いまいち、みなさんピン! と、こないようで・・・・・・そりゃそうですよね。みなさんの生活歴の中には、お盆・お彼岸・お正月は、しっかりと、インプットされてますが・・・・・クリスマスならまだしも、ハロウィンとなると、ちょっと厳しい。
でも、少しは時流に乗ろうと、スタッフが、巨大かぼちゃを持参しました。
ハロウィン、はピンとこなくても、カボチャの大きさには、皆さん興味津々、
なぜたり、たたいたり、持ってみたり、重さを当てようとしたり、カボチャ一一個で、結構あそべちゃいます。
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ちなみに、ハロウィンて、なに?

古代ケルト人が起源といわれる、収穫を祝い、悪霊をはらうおまつり。
当初は、宗教的な意味合いが強いものだったが、欧米でも、宗教的意味合いは薄れ。季節行事としての意味合いが主となりつつある。
ということで、宗教にはあまり関係なく、秋の収穫を祝い、風邪をひかないように邪気を払うぐらいの、かるーい気持ちで、普段しない格好など出来るチャンスとしてはめを外して楽しんじゃいましょう。


特別養護老人ホームの新規開設、相部屋を条件付き容認へ(厚労省)

厚労省は、特別養護老人ホームを原則個室化するという方針を転換し、条件付きで相部屋を認めることを示した。
特別養護老人ホームは、長い間相部屋であることが当たり前で、プライバシーへの配慮はベットをカーテンで仕切る程度の物だった。その環境を改善するため、厚労省は北欧の高齢者住宅を参考に個室と共有スペースを組み合わせた、ユニット型の施設を新規開設する場合は原則とするという方針を打ち出したのが2000年ごろだった。
ユニット型の施設で理想的な介護環境が提供できると考えた厚労省は、施設整備への補助金や介護報酬を通じて、ユニット型個室の整備を促し、相部屋が減るように誘導しようしとした。しかし、思惑通り事は運ばなかった。
14年度に特養ホームの定員の7割をユニット型個室にするという目標を立てたが、実際は3割程度の整備にとどまっている。これは、整備する自治体が同じ整備費なら個室よりも受け入れ人数が多い相部屋を重視することろが多いことや、国が介護報酬を手厚く設定しているため、増設が増えるほど介護保険の支出が増え、保険を運営する市町村の財政負担がより多くなってしまう事がその大きな原因となっている。
特養ホームの待機者は全国で52万人。自体への施設整備を求める圧力は強く、そういった事情を抱える自治体の反発を前に、個室かへの方針転換は維持しつつも、条件付きで相部屋での施設開設を認めることとなった。介護の理想と、日本の置かれている現状、多くの日本人にとってより痛みの伴う改革や、価値の転換が必要になってきているようにおもう(引用日経)