「毛糸を触ってるとなんか落ち着くわ～。」「どんどん持ってきてちょうだい！」
ご利用者様がもくもくと毛糸玉から糸をほぐしてくださいます。
何を作っているかというと。

大きなパネルに毛糸を丁寧に貼り付けた「またあしたみそら」の文字が。

またあしたみそらの看板を作ってくださっています。というのも・・・

小さな看板はあるものの、またあしたみそらは集落の中にある改装した古民家のため、
見学などで来られたお客様は、看板を見落として通り過ぎてしまうこともしばしば。

そこで、少しでも目に付くようにと、みそら２階の窓にご利用者様手作りの看板パネルを設置することで、
ウォーリーを探せならぬ「みそらをさがせ」状態からの脱却が図れるのではないかと考えた次第です♪

おかげでお客様が迷わず来られたとか来られないとか（笑）。横には涼しげな絵も飾り、古民家に少しの彩を添えています(^^♪

梅雨のどんよりとした空の下ですが、
またあした伊勢では手作業を楽しみながら、笑い声が聞こえてきます。

「昔はよう針仕事してたわ」
「もうできへん思てたけど、やっぱり手が覚えてるなあ」

とても器用にご利用者様が縫い合わせて下さり、

色鮮やかなアジサイ飾りの完成です！
コロナ禍でじめじめした天気のストレスを吹き飛ばしたい、と考えるのも一考ですが、
アジサイを愛でる心で、この梅雨空を楽しんでみるのも悪くないなと思う、しとしと雨の昼下がりでした☆

梅雨時
少女が雨の中を
楽しそうに
歌を歌いながら
わざと
パシャッ
水たまり水が跳ねる

私には、そんな風に見えた
物語のある壁紙
栗東のご利用様が皆さんで作り上げました。

これなら、じめじめする梅雨も、楽しめるんだ
そんなことを教えてくれた作品です。