またあしたの仲間たちがふと思いついたことを気ままに発信

高次脳機能障害について

高次脳機能障害は、主に脳卒中や頭部外傷などによる後天的な大脳の損傷で生じる、認知機能の障害です。

医学的に、言語や思考過程、記憶、行動のプログラムや意味理解など、人間の持つ様々な運動・感覚以外の脳機能(認知機能)を総称して高次脳機能と呼びます。中でも特に、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害を有し、日常生活や社会生活に何らかの不自由を来す一群が、脳損傷の後遺症として社会的に問題になってきました。

2000年代に入ってから、これらの症状を示す人々に対する支援対策のために、この一群の症状を行政的に「高次脳機能障害」と呼び、支援策を整備するようになりました。つまり、人間が本来有している、広い範囲の「(医学的)高次脳機能障害」とその一部の症候群である「(行政的)高次脳機能障害」は異なる意味を持っているのです。ここでは行政的な意味での高次脳機能障害について説明します。

認知機能の障害として、認知症も近年大きな問題になっています。認知症と高次脳機能障害の違いは、認知症が比較的広く全般的な認知機能低下を生じ、多くは進行していくのに比べ、高次脳機能障害は部分的な脳損傷で生じた特定の認知機能の障害であることです。高次脳機能障害は、リハビリなどによってある程度の回復が望めます。

高次脳機能障害はまだ一般的に十分な知識があるとは言えず、また理解しにくい障害のため、当事者と家族などは大変苦しい生活を強いられることが少なくありません。この障害は身体障害を伴わない場合もあります。生活上で一見普通にしゃべって活動している人に対して、脳機能の障害を察してあげることは難しいのです。高次脳機能障害患者を支援するためには、まずは障害像を理解することから始めなくてはなりません。
(医の手帳)から転載


またあした栗東 初めての昼食 

今日、ご利用者様と初めての昼食を頂きました。
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ていうか、ほぼ食べ終わりの写真
広々としたところで、こじんまり頂きました。


みそらでの環境変化に苦しんでいます。

想定していたことではありましたが、服部を閉鎖して、みそら施設に合併した弊害がマックスな状態で続いています。スタッフは懸命に何とかしようと取り組んでいますが、そう簡単にはいかないようです。
特に、服部から移られたご利用者が表情が全く変わってしまっている。見慣れない環境・見慣れないスタッフ・スタッフも慣れない環境に戸惑い、スタッフにもご利用者にもたくさんの迷惑をおかけしています。
環境変化については、正直いかんともし難く、少しお時間を頂戴するしかない部分もありますが、新しい環境でも、ご利用者様に居場所をおつくり出来るような取り組みを行い
「ここも、なかなかいいやん」
と、なるべく早い段階でいっていただけるよう、固定観念にとらわれず、いい意味で変化していく必要があると感じています。
関係者様ご利用者様には本当に申し訳なく思っていますが、より良いものになれるよう、今しばらくお時間を頂戴します。