カテゴリー:じぎょう

またあした服部 脱衣室の改修終わりました。

狭く、車いすを取回すのギリギリだった脱衣室、床の段差を改修し、洗面台や洗濯パンを取り換え、出入りがしやすいよう、トイレに続く扉を引き戸に改良しました。まだまだ、不十分ではありますが、今後も、必要な改修をすすめてまいります。

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笑レク研修開催時に行ったアンケート結果の公表です

笑レク研修アンケート結果です。
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多くの貴重なご意見ありがとうございました。
参加していただいたデイのみなさんの多くが、現場で御苦労されているのが、伝わる内容の結果となりました。厳しい時間管理・スタッフ配置・予算・スキル・・・・等々。日々のプログラムの提供は、工夫と挫折の連続のような気もします。折れそうな心との戦いとはなりますが、みんなの笑顔を想像して、ちょっとずつでも前に進めたら、と、心の底から願い。またあしたにできる努力を多くの方と共有したいと考えています。
今週末、山崎先生の研修会開催されます。定員はすでに一杯となっていますが、少し詰めて座れば、まだ数名であれば、受け入れ可能です。滋賀県内で、本格的なレク研修は数も少なく、貴重な機会となります。山崎先生の個性を感じるだけでも明日の仕事に向かう勇気が湧いてきます。この機会にお時間のある方は、ぜひ山崎先生に会いに来てください。


レクへの入り口(介護現場の皆様へ)

一度、三つの問いについて、考えてみて下さい

・本当にレクレーションの提供は必要なのでしょうか?
・なぜデイサービスでレクを提供するのでしょう?
・あなた自身、レクをやっていて楽しいのでしょうか?

最初の問いです。
本当にレクレーションの提供は必要なのでしょうか?
レクのことを考える前に、一番しなければならないことは、自分たちの介護サービスにとって、本当にレクリエーションが必要なのかどうなのか、まず考えることからです。

こんな理由があったりします

『重要事項説明書に書いてあるから』→ 重要事項説明書から削除しましょ

『ほかの似たような事業所もやっているから』 →似たようなレクを提供したいですか?

『レクでも導入しないと間が持たないから』→確かに、お話だけでサービス提供するのはきついですよね

こうやって考えてみると、レクを提供するのは様々な大人な理由がありそうですが、スタッフにとって厳しい業務の中、本当に時間をさいて提供するほど。自分たちのサービスにとって、必要なのかどうなのかというと・・・・・本音のところはどうなのでしょう

この問いかけに対する、私の用意している答えはこうです。

「実は『自分たちの介護サービスにとって、本当にレクリエーションが必要なのかどうなのか、まず考えること』という問いかけは、入り口から間違っている」・・・・・・というものです。

理由はあります。

 それは

レクをはじめとする、介護施設で提供される様々なサービスは、そもそもご利用者様にとって必要であると考えられるから、わざわざ、ケアプランや介護計画書に位置付けるような面倒な作業を行い、提供されるもので。そもそも、サービス提供者がその提供を可否する立場になく、ご利用者様が必要ないと考えサービス提供を拒む以外は、サービスを提供しなければならないのです。また、介護施設は、様々なサービス提供を行う場合、必ず、選択的にそのサービス提供を受けることが出来る状態を作り、ご利用者様が、主体的に判断できるようなサービス提供を行う事が基本となります。

つまり、判断するのは、私たちではなくご利用者様だという事です

レクリエーションだけではなく、各施設で行うすべてのサービスは、全て介護計画書に基づいた、介護サービスの一貫として提供を行い、参加されるかしないかは、ご利用者様が決めればいいんだ、という事になります。(厳密にいうと、ご利用者様が拒否した場合でも、プランに位置付けられているのであれば、提供の努力を継続しなければなりません。また、それでもサービス提供が困難な場合はケアプランの変更をお願いしなければなりません)当然、介護施設のありようとして、レクリエーションをはじめとするアクティビティーの提供を行わないという事業方針を、運営者自体が定め、そのことを重要事項説明書・運営規定・契約書などで分かりやすく説明すれば、サービスを提供する必要はないのですが(介護事業者としての適格性に欠けると監督権者から判断される可能性はありますが) どちらにしても、ご利用施設を選ぶこと自体ご利用者様の権利ですから、どのようなサービスであっても、選ばれるサービスとなればいいのです。

つまり、レクは必要なのかどうかの解答は、

サービス提供の主体は(主人公は)ご利用者様側にあるという認識を持って対処するという事になります。

次の問いです

なぜデイサービスでレクを提供しようとされているのでしょう

レクを提供しようとすると、いろいろな困難が待ち構えています。

例えば
レク得意ですか?(私は人前に出るのは苦手です)
準備を含め面倒じゃないですか?
ADLがばらばらでうまくいかないでしょう?
周りのスタッフの協力があればいいけど・・・・?
前の日に、遅くまでサービス残業で準備してませんか?

出来れば、レクのリーダーなんてやりたくないと思っていませんか?
(思って当然だと思います)
いつもも同じ人がレクリーダーをしていたり、強制的に順番で回ってきたりしていませんか?

などなど・・・・

レクの提供に関しては、少し考えるだけでも、面倒なことが山積しています。おまけに、介護スタッフの多くは、人前に出るのが苦手で、シャイで、自己主張とは程遠いところにあるというような傾向がありませんか?

私たちは、『嫌なら嫌、出来ないならできない』と正直に、意志を表現するのは正しいことだと考えています。なぜか。それは、現状を正しく認識するところから始めないと、問題解決を行う事が難しいと考えるからです。意志を伝えそこから問題解決に向けコミュニケーションが始まります。

もちろん、私たちはすべてのスタッフに専門職として必要なサービスを提供する責任があると考えており、スタッフの正直な思いとは別に、ご利用者様に対し、介護スタッフには選択できるサービスを常に提供する責任があるという事実は動かないと考えています。
この時におこなわなければならないのが2番目に提起した問「なぜ、自分たちはデイサービスでレクを提供するのか」という事を考えることなのです。
介護職の職責としてという意味のみで、さまざまな困難を乗り越え日々のレクサービスの提供を維持することが出来るでしょうか。いえいえ、私にはとても無理です。おそらくどこかで、心がなえてしまいます。うまくいかないことばかりで、

『レクの時間さえなければ、介護の仕事は本当に楽しいのに』
と、ふと考えてしまいそうです。

しかし、私は、レクにこそ、介護の仕事のだいご味がすべてそろっていると考えています。楽しく介護の仕事を続けるコツが、詰まっているのです。お気づきでしょうか。

私たちが、介護の仕事を始めたきっかけはなんでしょう。様々な理由があるでしょうが、突き詰めれば、人の役に立ちたい、もっと簡単に言うと「多くの人の笑顔が見たい」という事ではないでしょうか、レクの提供にも同じことが言えるのです。
「レクを提供して、皆さんの笑顔が見たい」
ここにもう一つ言葉を加えます。

『自身も楽しみ笑顔になり・ご利用者様の笑顔が見たいから』
レクを提供する理由は突き詰めればとてもシンプルなもので、自分も楽しみ、自分が楽しむことで、周りも楽しい気持ちにしたい、私たちはそう考えているのですが・・・・

皆さんにとって、皆さんの施設にとってはどうなのでしょう・・・・・
最後の問い『あなた自身、レクをやっていて楽しいのでしょうか?』

レクの提供の目的ははっきりしました
『ご利用者様の笑顔が見たいから』
ただそのためには『あなた自身が楽しむ必要があります』なぜ、あなた自身が楽しむ必要があるのか

この理由は簡単ですよね。

スタッフが本気で楽しそうにしていないと、参加している利用さんは楽しめない、「楽しませてやろう」というような姿勢が少しでも見えると、ご利用者様は口にはしませんが敏感に感じておられます。そうならないためには、

真剣に取り組み

真剣に競い

真剣に笑う

本気でやることで、自然と笑いが生まれる。

ここでいう本気とはなんなのか、この本気は、少し枯れた本気です。相手に合わせ相手の気持ちに近いところで本気をだす。職員目線ではなく、ご利用者様の目線に合わせた本気という事です。
例えば
レクへの呼びかけを行うとき
『レクの時間が来ましたよ、皆さん参加してください』というのと、

『レク始めたんだけど、人数足りないから助けてくれない』というのと、
どうですか?

結果は同じ、導入の声掛けなのですが、ずいぶんと受ける感じには違いが生まれます。

御利用者様と目線を合わせる、価値を共有する。
ADLが違ったり、認知度の違いがあったりしても、相手の置かれている環境や状況を正確に把握することにより、お一人お一人の目線を想像することは可能です。また、ご利用者様を日頃のケアから分析し、こういった手順を踏めることが介護職としての専門性です。

あと一つ、スタッフが真剣にレクを楽しむには必要なことがあります。それは、しっかりとした準備を行う事です。しっかりと、準備が行えていないと、不安で不安で楽しむどころじゃありません

皆さんの施設では、当日いきなり
『今日レク担当よろしくね~』

なんて、気軽にふられて

『え~ 聞いてないよ!!!』

なんていう会話が、朝、行われていませんか・・・・

しかし、準備をしっかりと行うとなると、違う声も聞こえてきます。

『それが出来ないから困ってるんじゃないか~』

『また、サービス残業かよ~』

これも、楽しく介護の仕事に取り組めない要因になってしまいます。

では、皆さんが、レクや介護を楽しむには、どんな方法があるのでしょう。

実は、ここからが本当に皆さんに課された仕事です。
様々な価値観を持つスタッフたちと、少しでもより良い職場環境を作り、笑顔で楽しくご利用者様と向き合える環境を、自分たちの努力と工夫で、創意と創造で作り出すという作業を始めることになるのです。

介護保険課の中で、あるいは無理解な経営者を前にして、楽しく介護の仕事を行える環境を作り出すことは容易ではないことは理解しています。それでも、与えられた環境に同化するのではなく、ご利用者様の目線で、自身が介護職として楽しめる環境を少しでも作り出すべく、業務改善を行っていく、それは、つきつめると、あなた自身が、この仕事を本当に楽しみたいと思っているかどうかを問われているのです。

レクを楽しむ、レクで笑いをいっぱいにするという価値観を導入することで、介護にかかわる目線や価値観は確実に変化します。ただ、努力なしには変化は期待できません、レクセミナーに参加して、、話を聞き、レクネタを仕入れただけでは何も変わらないのです。

どう変わりたいのか、どう変えたいのか、それぞれが考え
それを、身の丈で、あきらめないで続けることが出来るかどうか、そのことが、楽しい介護。笑える介護を実現する一番重要なことになるのです。

レクがつながる

皆さんは、レクを提供するとき、レクを単体で提供しようとしていませんか、つまりここからがレクの時間で

「さあ皆さん、これからレクの時間尚でレクをはじめましょう」

とやっていないでしょうか、

そもそも、レクの時間て、誰が決めたの?
ほとんどが事業所の業務の都合なのではないですか、
これでは、利用者様の目線でスタッフも利用者さんも一緒に楽しもうという最初のボタンが掛け違えたことになってしまいます。確かに、様々な業務を行わなければならない中、スタッフの配置人数などを考えると、ある一定の時間にレクを提供しなければならない事情は、私たちも同じです。ここで重要なのが二つのポイントです

・参加・不参加の意思を確認し、全員参加しなければならないという雰囲気を出来る限り払拭すること。

・レクを全体のプログラムの流れに取り込んでしまう事

参加不参加についいては、最初にも述べましたが、ご利用者様の当然の権利で、参加したくなければ参加しなくてよいというのは、ごく当たり前のことです。ただ、ここで注意を要するのは、参加しなかった方へのより注意深い配慮です。何かそれに代わるプログラムを用意したり、一人参加しないことで、他のご利用者様からの非難や、孤立感を深めることのないような工夫が必要です。この対応が上手くいかなければ、その日のレクその物自体、失敗です。

次に、レクを流れに取り組むという事は少し詳細な説明が必要です。

まず、私たちは、またあしたで提供するサービスを3つのリズムでとらえています。
一つ目は、デイそのもののリズム

二つ目は。ご利用者様自身のリズム(このリズムには、さらに二つのリズムがあります、ご利用者様の当日の気分や体調のリズム・もう一つがご利用者様のバックグラウンドからなるリズム・例えば誕生日・記念日など)

三つ目は、一年を通しての季節感などのリズム

年間のプログラムや、日々のプログラムはすべてこのリズムを意識し、一つの流れとしてすべてのプログラムを動かしていく、そういった概念を元にしたものです。

当然、今回取り上げている集団レクの取り組みについても、レクの時間だからレクを提供するというよりは、デイの1日のリズムの中で上昇傾向のリズムを作るための手段としてとらえます。

なぜ、私たちがこのような考え方を取っているかというと、デイはご利用者様にとって日常であり、また。『ハレ』の場であると考えるからです。意図的にご利用者様の気分をUPまたCOOLDOWNすることで、ご利用者様の心が動く、心が動くことで、意欲につながる、意欲につながることで、維持、向上が出来る。と信じ、日々の業務に取り組んでいるからです。
御利用者様の心を動かすポイントは、日々の出来事だけではなく、個人の生活歴によるものや季節によるものが、大きなウエイトをしめます。そのため、プログラム提供には常に三つのリズムを意識することになるのです。

それでは、より具体的に考えてみましょう(これは、日常的にまたあしたで行われるプログラム展開です)

朝の申し送り

御利用者様の引き継ぎが終わり、
プログラムにつての伝達

作業レクについて継続があることと
集団レクについて、今日はチャンバラゲームを行うとの指示

『新聞とテープ用意してますので、16本作成お願いします・痛くない程度の硬さで』

御利用者様来所
どこにでもあるデイサービスの日常が続き

隙間時間発生     普段レクに参加しない男性ご利用者様に

ス「・・・さん、今日のレクの道具作るの手伝ってくれへん」

利「何すんのや」
めんどくさそうな表情

ス「チャンバラゲームで使う、剣を新聞丸めて作るねん」

利「そんなんおまえやったらええやん」

のってこない・・・・

ス「あかんねん、新聞丸めて止めんの一人ではできひんねん」

利「めんどくさいな~」

ス「ここ持ってるから、セロテープで止めてくれる」

利「ここか!」

ス「そうそう、ありがとう、ありがとう、助かるわー」

さていよいよ集団レク

ス「今日のレクはチャンバラゲームです。皆さん刀は持っていますか?」

みなさん「はーい」

ス「今日の刀は、さっき・・・さんが皆さんの分も作ってくださいました」

利 はにかんだような様子、でも参加する様子なし・・・

ゲームは進行していく

注目を浴びないように配慮しながら小さく声掛け

ス「・・・さん、せっかく刀作ってくれたし、一緒にやろ!」

他ス「・・・さんの刀やん!・ほらほら」

利「ほうか、ちょっとやってみるか・・・」

自然な感じで輪の中へ

 

こんな感じです。いつも上手くいくわけではないですし、別にレクに誘い込むための仕組みとして取り組むわけでもありません。重要なのは、レクへ向けてのストーリーを作ることなのです。レクの時間単体でレクを提供するという考え方ではなく、その準備の段階から、あるいは、コミュニケーションに端端に集団レクへの道筋をつける、そのことで、デイの提供にメリハリをつけリズムを生み出すという事です。これは、一見大変そうですが、慣れて習慣になってしまえば、そう難しくありません、考えた方や視点をほんの少しだけ変えるのです。

デイのサービス提供でリズムを意識することで生まれるメリットは三つです。

・スタッフにとってのその日の目標設定が容易である

・場当たり的なコミュニケーションではなく、意図したコミュニケーションが可能になる

・準備に向けた作業レクなどの展開のヒントとなる

サービス提供の在り方を流れでとらえるだけで、断片ごとに考えていたものが、一つのつながりになり、繋がりから繋がりを考える、繋がりをヒントにして次につなげていくという風に、問題や課題の整理までもが、容易に見えてくるようになるのです。

断片から流れへ、集団から個々が持つリズムへ意識を向けていく、これだけで、こんな簡単な意識の改革だけで、今まで全く違う景色が見えるようになってきます。

答えは、相手にある。

今まで、レクを提供する意味を考え、取り組む視点について述べてきました。でも、どんなプログラムを、どんな展開方法で行うのか、現場では、そのことに日々頭を悩ませているでしょう。

認知度やADLはもちろん、その日の気分や体調、ご利用者様同士の仲の良し悪し、うまく展開できない課題は山積しています。

残念ながら、解決方法はありません。

ただ、解決の糸口になることはあります。

その糸口の一つが、『答えはご利用者さまにある』ということです。

書店に行けば、たくさんのレクの解説書が並んでいます。現場ではその解説書をヒントにレクを提供しようとする。でも、うまくいかない、またあしたでも同じことが起こります。これは、うまくいかないのが当たり前なのです、本や解説書、ネットから探してくるプログラムなどは、『そこでは・そのケースではうまくいったけど』というものばかりです。あなたの、あるいはあなたの施設の、この曜日の人には、フィットしないのは当たり前です。そこで考えなければならないのは『解説書のプログラムを自分たちの施設ご利用者様に合わせて読み解く力です』こう書くと難しいことのように思われますが、実は簡単なことなのです。

風船バレーを例に挙げましょう
解説書にはこう書いています。

(二つのチームに分けて座ってできる高さにネットを張り取り組んでください。)など分かりやすいイラスト付きで説明していたりします。
でも、実際ネットを張ってやってみると。
ネットをこせなかったり、あらぬ方向にボールが飛んで行ったりと、チームごとのラリーにはとてもならない状況が生まれたりします。
こういった時に皆さんはこのように工夫しているのではないでしょうか。
ネットが越せなければ、ネットをひもに変え、ひもの下をくぐってもいいルールにする。とか、・・・
そもそもラリーによるチーム対戦自体が難しければ、単に長く、つき続けることを競うルールにするとか、その場で出来る工夫をやっているはずです。

この事は、スタッフがプログラムを提供しようとした時に、ご利用者様からニーズを探り、出来る最適なものを提供しようとする努力に他ならないのです。

普段皆さんが無意識にやっていることを意識的にやることで、スタッフが一方的に提供するプログラムではなく、双方向でともに作り上げるプログラムに変化していくのです。自分がイメージし実現したいと思うプログラムではなく、みんなが楽しく参加できるプログラムになるのです。

意識しましょう、答えはご利用者様にあることを

身の丈のレク

さて、またあしたのスタッフたちが考えた『笑うレク』の実際の提供方法のほんの一部ですが、ご理解いただけたでしょうか。このことをすべて実現するには、仕組みを導入したり、スタッフの意識改革が必要だったり、経営者自陣が変わる必要があるかもしれません。現実には話を聞くのと、実現するのとでは大きな差が生まれます。

ただ、何かを変えようとする思いがなければ何も変わらないのが現実です。また、変えようと思い、声をあげても容易に変化が訪れないことも事実です。

でも、あきらめないで、変えたい。そう思うなら、声を上げ続ける必要があります。そのために、一番大事なことは、

無理をしないことです。

大きな変化をいきなり求めないことです。

人により流れる時間は違います。自分の時間で測るのではなく、一番遅い方の時間に合わせてはどうでしょう。時間をかけ、無理をしないで、焦らないで、でもあきらめないで、確実に変化を成し遂げていく。レクリエーションの提供を考えることは、介護の仕事の意味を考える上でも大きな糸口となります。

少しでも、より良いケアワークの環境が生まれることを心より願っています。

付録(またあしたが レク提供時にやってほしくないと思う事)

・画一的なプログラムを真似させようとすること(体操や早口言葉などなど)

・自分の思い通りにプログラム進行を行おうとすること

・作業レクレーション時、完成度を求めること

 

付録(またあしたが、介護職の皆さんにやってほしいこと)

 ・無理しないこと

・いつもご利用者様目線であること

・自分が一番が楽しむこと

 

そして考える

深く深く考える

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