日立製作所 エネルギー管理システムを活用した高齢者の見守りの仕組みを開発

日立製作所は、マンション向けにエネルギー管理システム(MEMS)を利用した高齢者の見守りシステムを開発したと発表した。これは、家庭の電力や水道の使用料などの日常の情報を収集・蓄積することにより。普段と異なる使用状況が発生したときに、居住者や家族、介護スタッフなどに通知する仕組みだ。
まず、2015年には関東地区でマンションへの導入が初めて行われ予定で、家庭に備え付けたセンサーから各所情報を収集蓄積しその情報を解析、スマートフォンやパソコンの画面に表示したり、メールで通知したりする。気になる利用料は、サービス内容に応じて、月額で税別200円~1500円になる模様だ。
契約者の生活のリズムも把握し、不測の事態の予防や効果的な介護サービスの構築も可能になるこのシステム、今後、都心部のマンションだけではなく、戸建ての住宅にも後付で導入でき、気軽に使える料金設定なら、検討する価値はある。