中国ではH7N9型の鳥インフルエンザの人への感染が広がっていて、去年1年間を上回る150人に達したことが分かった。中国の衛生当局は、人から人への感染が持続的に起きるケースはなく、多くの感染者は生きた鳥に接触したことにより感染したとしている。中国衛生当局は生きた鳥を扱う市場や店を閉鎖するなどの対応に追われています。ただ、中国では旧正月を迎え、生きた鳥の需要が増加かする時期で、去年は各地で3月以降にも感染者が確認されたことから、今後も感染が広がる恐れがあると警戒を強めています。
このことに関連して日本政府、菅官房長官は国内での畜産関係者に注意を喚起し、野鳥の監視体制を強化し、国内へのウイルスの侵入と感染防止に全力を尽くすことを表明しています。