またあしたでは、調理のお手伝いや片付けのお手伝い、洗濯物たたみなどをご利用者様にお願いする場面が多くあります。
決してスタッフが足りないので手伝ってもらおうというわけではありません(笑)
これまでしていただいていた家での調理や片付けなどの家事を行う能力(日常生活動作といいます)が衰えないようにしていただくことはもちろん、
日常生活動作を通して、調理や片付けなど、自分はまだまだ出来るんだ、という自信をつけていただくため、スタッフが見守りさせていただく中で、これらの作業を頑張っていただいています。
また、塗り絵や切り絵、工作などで作品作りをしていただく時間(アクティビティといいます)も設けています。
これは手先を使っていただくことで脳の働きを活性化させるとともに、
ご利用者様が加齢とともに出来なくなったことに目を向けるのではなく、出来ることをサポートし、ご利用者様が携わった、作った作品を通してで達成感を味わっていただきたいという目的があります。
もちろん、ご利用者様のペースで、楽しいと感じていただける工夫をしながら取り組んでいただいています。
ご利用者様の「またあしたに来たら、やることがいっぱいあるねん。でも楽しいからなあ。なんでもやるし言うてや~」というお言葉を励みに、
「やらされる」ではなく「やろう!」って思っていただける工夫や仕掛けをスタッフが日々考えていく努力が必要だと感じています。