今年は、4月の段階で30度近い外気温を記録することもあるという、長期予報が、日本気象協会から出されています。そこで、夏場を迎える前からの熱中症対策を、ぜひ心がけてください。まず最初に
【こまめに水分を補給してください】
室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給しましょう。
【暑さを避けてください】
できるだけ風通しのよい日陰など、涼しい場所で過ごしましょう。
以下の症状にお気をつけください。
<熱中症の症状> めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う
<重傷になると> 返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い
【熱中症が疑われる人を見かけたら】
<涼しい場所へ> 風通しのよい日陰など、涼しい場所へ
<からだを冷やす> 衣服をゆるめ、からだを冷やす(首回り、脇の下、足の付け根など)
<水分補給> 水分・塩分、経口補水液などを補給する
【自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を!】
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。早めの対策を心がけることで、十分に予防できます。ぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。