またあしたの仲間たちがふと思いついたことを気ままに発信

最近考えている事 採用ってどうしたらいいの?

先日 スタッフの採用面接を行った。
常勤の採用面接は私が行うのだが、正直いつも、いくつかの疑念を抱きながら面接に臨んでいる。
その一つは、果たして自分に、人の採用を可否するほどの優れた能力があるかという事、正直これは絶望的である。初めて会った相手の方の人となりを、履歴書と相手の表情や、言葉の端々からくみ取ることなど、出来るはずもなく。全く、人を選ぶという事について、自信のかけらもない私と就職希望の方が対峙していても、空虚なしらじらしい時間だけが流れていくことになる。

そこで、考えたことが、人を選ぶなんて私には無理だから『やめよう』という事。
じゃあ、いっいたいどうするの? という事になるのだが
行き着いた答えが、選ぶのが無理なら、選んでもらえばいいんだよという事だった。

この法人の事、正直に話す。
大体が、ほんの少しのいい事と、山ほどの悪いことになる。
気持ちのあるスタッフに来てほしいから、余り悪いことは言いたくない、でもそこはぐっとこらえて、洗いざらいすべて話す。その上で、この法人の仲間として一緒にやりたいかどうか、選んでいただく、そういう答えを導き出した。

こんな面倒くさい法人、選んでいただける方は少数かもしれない、
でも、もしかしたら、新しい出会いがあり、
また何かが始まるかもしれない。
ハラハラすることが多く
自信のないわたしが行き着いた答え

選べないなら、選んでもらおう・・・


玄関先のひまわり

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玄関先の大きなひまわり、遠目で実物かと思ったら
紙と毛糸で作られていた。
うまく出来すぎていて、ちょっとびっくり!!


家族の事

私には、2人の兄がいる。
親父が、私が、ようやく一人でよちよち歩けるようになったころに急逝した後、
長男は、おやじの代わりを務めようと思ったのか、母を助け、厳しく弟たちに接するようになった。
ほんの少し前まで、兄の前に出ると身がすくんで、恐ろしくて、言いたいことの半分ぐらいでとどめておくというのが、自分の中での一つのルールになっていた。

長兄のことを言葉で表現すると『怖くて、厳しい、だけど、情に厚い』
生きていく中で、何度も立ち止まり、必死で道を捜している時、何度も兄が救ってくれた。言葉であったり、態度であったり、時には資金や自分の時間を援助してもらったことも・・・・・

その兄が、脳内出血で急に倒れ、障害が残る体に
誰もが考えもしなかったこと・・・・

言葉ではなく、いつも目をみれば、分かる人だった。
その兄の目に力がない様子を見て、兄の傷ついた心の深さが、胸に迫ってくる。

私に、何が出来るのだろう・・・・何を返すことが出来るのだろう
そう考え、横たわる兄の背中を摩るのが、私に出来る、精いっぱいの事だった。