カテゴリー:できごと

守山駅前で行われている作品展

あるご利用者様が今まで取り組んで来られた作品の数々、
今、守山駅前の施設で、展覧会を開催しています。
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ご利用者様とは、ご自宅への送り迎え、デイでのお過ごしの中だけの本当に短い時間のお付き合いです。その中で、全ての事を知り得るわけでもなく、日々、新たなご利用者様の一面にお出会いすることも多く驚きの連続です。
この作品展でも、ご利用者様の新たに一面にお出会いすることが出来ました。
本当に、わくわくします。


価値観を変える・・・・作業を作るという発想 日常生活動作での取り組み

またあしたでは、ご飯を食べた後、とても忙しくなる

「○○さん、これ拭いてくれる」
「ちょっとそこのお皿取って」
「ふきん ぐしょぐしょや・・・」
「ちゃんと種類ごとにそろえて!!」
「割らんように そーっと 運んでや!」
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30人近い食器の片づけ、大変な量になるのですが皆さんにお手伝いいただいてあっという間に片付きます。またあしたではこのプログラムを日常生活動作訓練として位置づけ、積極的に取り入れています。
皆さん体調があったり、気分にむらもあります。一本調子で提供できるプログラムではなく、常に、ご利用者様の表情に配慮しながら実施しなければなりません。そのためにも、プログラムを作業として行うのではなく、皆様にご協力いただく仕事として位置づけ、ご協力いただいたことに最大限の感謝を分かりやすくお伝えする。そのことがとても重要になってきます。
また、作業実施についても、細かな配慮を求められます。認知の状態や、麻痺のあるなし、現状の筋力についても、気を配る必要があります。その上で、得意な人に仕事が集中するのではなく、どなたでも、参加できる環境の構築と、参加することで得ることが出来る可能性のある満足感を得ていただくように、プログラムを考えなければ上手く実施できません。
配慮が無ければ、参加することで、自信を失うような自体が簡単に発生します。
プログラムの目的はあくまでも、日常生活を基本とした機能訓練である事、加えて、参加することで、楽しみややりがいを得ることが出来、可能ならば、自信につなげたい、私たちはそういう思いで、ご利用者様と向き合う事を心がけています。

 


つぶれた傘?

台風24号の翌日玄関先にこの傘がポツンと置いてあった。
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「ん?・・・・何?」
「台風で折れてこんな形になったの?」
そこでスタッフに
「あの傘何?」と、聞いてみた

スタッフ 「あれ、ハートの形の傘、かわいいでしょう・・・」
おれ   「台風で傘の骨が折れてるのかと思ったよ!!」
スタッフ 「あの形、ハートの先端が後ろに伸びているから、ご利用者さんが濡れないのよ」

おおなんという事、ここのスタッフは、ご利用者様のために、傘の形まで考えが及ぶのか!!

でも。おそらく、ご利用者様は濡れていなくても、スッタフは、ずぶ濡れ、
本当に頭が下がります。