この4月より介護保険の改正が適用され
またあしたの各施設は、何もしなければ、自動的に
地域密着サービスへと移行されることになる。
またあしたにとって一番問題が多いのは、市域を超えての
ご利用者が多く、地域密着になることで、今後の営業に
大きな影響を受けることになるということは
以前から、予見されていた

ただ、法人としての、資金力が乏しいまたあしたが
取れる選択は実のところあまり多くない

今回、またあした伊勢については、
奇跡的なウルトラCがおこり
施設規模を拡大し
なんとか、営業地域を維持できる目途がたった、
その一方、営業的には、単価が下落することにより
従来行っていた、職員配置がどの程度行えるのか
手探りの状況が続く。
国がおそらく考えている
より広域で、より安いコストで、より多くの人数を
受け入れられるような、そんな、施設は作りたくない
ギリギリのラインをどこに落とし込むのか
どこに、またあしたらしさを残すのか
難しい判断が、迫られる。

次に、課題になるのが、またあした服部だ
現行では、いまのまま地域密着に移行していくのだが
本当に、営業的に成立するのだろうか
現在の、利用者の構成比率を考えると
相当な困難に直面することは明らかだ

このまま営業継続するのか、
傷が深くならないうちに店じまいをするのか、
はたまた、目標とする規模を
実現できるような場所に移転するのか
様々な要素が、複雑に絡み合い、
答えはそう簡単には導き出せない

ただ、このことは、実は、私たちの方に答えはないようにも思う。
実際、使いになっている方や、関係者の皆さんが
今の、またあした服部のような施設を今後も必要とするのか
そのことを見極めることで、答えが導き出せるのではないだろうか
残された時間は、そう多くはないが

またあしたみそらは、唯一、無風状態のままで
地域密着サービスに移行することになる。
数年後に、大きな変更を加える可能性はあるが
今は何も決まっていない

時代が変わり、人も変わり、制度も変わっていく
正直、この規模の小ささで、制度についていくのが
相当につらくなってきているのも事実だ
でも、またあしたを作った時の理想も
苦しい中でも、心に生き続けている。

どこまで、ついていけるのか
どこまで、走っていけるのか
もう少し、力を振り絞り前に足を踏み出す。