JR野洲駅前に市立病院整備を計画している野洲市は10月8日、基本計画の精査結果を発表し、収支見通しを『8年目から黒字』と試算した。13日に開く同病院整備運営評価委員会で報告する。
市立病院計画は、今年1月に市が収支見通しを「20年は赤字」と変更したことをきっかけに、財政面への不安が市議会で浮上。市は見通しを「16年目から黒字」に再修正したが、5月市議会で基本設計予算案が否決され、基本計画を精査するための予算が可決された。市によると、見込患者数の増加などにより、収支見通しが改善されたとしている。市は、市議会臨時会で基本設計の予算案をあらためて提案する。(京都新聞)