国内のはしか患者は、今年に入って昨年の同月の2.6倍の46人になりました。
患者は、ワクチンの接種していない20代の若者が多く、現在はしかの流行が起きている
フィリピンなどに渡航し、帰国したケースが中心となっていますが。今後国内での感染の
広がりも考えられ、国立感染症研究所は注意を喚起しています。
はしかは発熱や咳などインフルエンザによく似た症状で始まり、全身に発疹が出るウイル
ス性の感染症で、肺炎など起こして重症化することがあります。はしかに対する特効薬は
なく、最悪、死亡するケースもあります。また、この時期はインフルエンザと症状が紛らわ
しいっため、はしかと気づかずに感染を広げてしまう可能性もあります。
国立感染症研究所では、予防のため。ワクチン接種を受けていない人はできるだけ早く
予防接種を受けてほしいと呼び掛けています。