またあした栗東 開設を前にして 今 思っている事

いよいよ栗東開設の日が近づいて来ています。正直、あまりに忙しすぎて、感慨にふける間もなく、準備も大幅に遅れている状況で、目の前に降りかかってくる問題を何とか必死の形相で振りほどいている、という感覚でしょうか?
物件を探し始めてから、足掛け5年、何とかここまでこぎつけたという安心感と、今回の投資が、大きなリスクを背負っているものだという、胃を締め付けられるような重い緊張感が、今、常に付きまとっています。正直、きつくて、ふと。(なんでこんな事になってるんだろう)と、自分に決断に自信を持てなくなることも・・・・・
いいものが作りたいと、ずっと願い、出来る努力は今も続けています。でも、様々な障害がそれを拒みます。理想とするものにどれだけ近づけるのか、一人の力では歯が立ちません。仲間がほしいと思い、この法人を運営してきました。でも、どれだけ仲間が増えたのか・・・・・少し手ごたえはあります。でも、それは、本当にゆっくりで、気が遠くなるほどの時間がかかっています。

理想と現実、介護の世界が抱える。この途方もないギャップを、どのような形で埋めていくのか、これからも、試行錯誤と絶望的な辛抱が続きます。それでも、様々な失敗の中から、今『またあした』ができることのベストを目指した。『またあした栗東』は、多くの皆さんの協力で動き始めます。入れ物は出来ました。命を吹き込むのは、ご利用者様、スタッフ、そして地域。急がず、グッと堪えながら、
前に一歩。