さいとうのひとりごと

今年は、例年より10日ほど遅れたようですが、ようやく梅が咲きました。春はもうそこまでやってきています。そんな晴れ晴れとした季節の訪れですが、なかなか社会の状況は晴れ晴れとしないようです。滋賀県でもコロナが猛威を振るっています。またあしたの各施設でも、スタッフは施設内だけではなく日常生活の中でも、感染予防に神経をすり減らしています。しかし、残念ながら、日々の営みを継続していく中で、人と人との接触を完全に防ぐこともできず、当然ながら感染予防にも限界があります。特に、子供たちから広がる家庭内感染を防ぐことはかなり困難です。滋賀県内の感染者数についても、今のところ高止まりしており、先が見通せない状況です。事業の運営についても、コロナが長期化する中で徐々に影響が出ており、今後の動向を今注視しています。コロナとの共存を主張する論調も多くなってはいますが、高齢者が重症化する割合を考慮するなら、数多く安価で流通する治療薬が開発されていない現段階では時期尚早ではないかと考えています。その一方で、今の状態が長引けば長引くほど、ボディーブローのように事業の運営や見通しに厳しい影響を与えてきます。状況によっては最悪の事態も想定に入れながら、今は目の前に降りかかってくる、想定以上の状況と向き合わざるを得ません。
今しばらく終わりは見えませんが、日々懸命にコロナと戦うスタッフ達と共にご利用いただく皆様に安心してご利用いただけるように、日々積み重ねていきます。