気になる数字

気になる統計が発表された。『2012・経済センサス・活動調査』
その中で、従業員の多い業種として老人福祉・介護が1位となった。
第2位が医療で、医療・介護・福祉が大きな雇用を生み出している姿が明らかになった。
一方、労働者1人あたりが生み出す付加価値は
病院が517万円
介護が293万円

銀行は1656万円
生命保険は1235万

と、その労働生産性にはあまりにも大きな開きがある。
この部分が、最終定期には、雇用条件の違いなどに直結しているのだが、
はたして、今の医療・介護が現行制度の中で、
今以上に労働生産性をあげることが出来るのか
また、そのことと、対人援助というサービスの本質的な部分との
整合性が取れるのか、財政にあり方や、国民負担の在り方など、考えるべきことは多い
『人生の質と効率化』
多くの方が直視しなければいけないのではないだろうか・・・・