カテゴリー:じぎょう

なぜ自主的なコンサートを企画するのか?

またあしたでは、今年からコンサートを年に3回から4回企画しています
企画から始まり広報、運営まですべて自分たちでチームを作って行うため
その準備にはかなり大きな労力とコスト、それに、スタッフのある意味での
犠牲を払っていただいて行っています。
では、なぜ、コンサートを行うのか、
それは、簡単な動機です、
『コンサートとか行ってみたい?」とスタッフが聞くと
『そりゃ、行きたいわ、でも足が悪いし、迷惑かかるし、遠いとこにはいけへんわ』
と、版に押したような同じ答えが帰ってきます。
ならば、行きやすいところで、コンサートを行えばいいんじゃないか
自分体が聞きたい音楽、聞いてほしい音楽コンサートを企画すればいいじゃないか
と、考えたのです。
そうと決まれば、『まず、やってから考える』という、またあしたのスタッフたちが
走り始めそのうち色んなアイデアが飛び交い、どんどん話が大きくなっていくのです。
楽しいけど、大変  大変だけど楽しい・・・・・・でも、そんな経験が出来るのも
御利用者様の、チャレンジしたいという思いが背中を押してくださるからです。
IMG_0306


日曜日のお仕事

またあしたの3つの事業所の内
服部事業所だけが日曜日の営業を行っています。
これは、法人内の事業所のご利用者様ご家族の内
どうしても、日曜日に用事のある方など対応にために
運用を続けているのですが。

この日曜日、実は独特の雰囲気・・・・そう・・・・
またあしたを始めたころの雰囲気が残っています。
日曜日、世の中の動きも止まっているせいか、
のんびりというか、ゆったりというか、のほほんというか・・・
ひなたぼっこをしているような時間の中で
御利用者様との緩やかな時間が流れていきます。
ご利用者様が、本当のところどう感じておられるのか
その本心は分かりません
でも、不謹慎かもしれませんが、
スタッフにはとても心地よい時間が流れているような気がします。
IMG_0126
実は、日曜日のスタッフ確保には苦労しているのですが
ありがたいことに、日曜日を主に手伝っていただける
3名のスタッフのおかげでなんとか支障なく運用できています

このスタッフの皆さんが、日曜日に提供するプログラムも
工夫していただけていことが多いのですが、
ゆっくりとした時間の流れと、提供するプログラムが
休日に縁側でゆっくりとひなたぼっこをしながら
手作業を行いような、そんな空間づくりにつながっているような気がします
IMG_0127
手前味噌ですね・・・・・


大雨特別警報 非常時のデイ運営方法について迷う

9月16日午前5:29分
大雨特別警報が滋賀県、京都府、福井県で発令された。
まだ薄明りの漏れる時間、外は激しいしい雨と強い風が吹いている。
雨の量は、昨日から、絶え間なくバケツをひっくり返したような雨が降り続いている。
やはりこれも普通じゃない・・・・・
警報発令後、テレビでは繰り返し
「大雨特別警報が発令されました
ただちに命を守る行動をとってく下さいと」
アナウンサーが訴える
6:15分
スタッフからの最初の電話、不安そうな声で
「今日、デイ開けますか・・・・・特別警報が出ていて、
命を守る行動をと言っていますけど」
そうですよね。命を守る行動なので、デイを実施するどころの話じゃないですよね
「・・・・・・」
即座に返答できず
「もうちょっと待ってくれる、情報を集めるから」
というのが精いっぱい。
6:20分
テレビのチャンネル、ネットなどで予報図などを確認し
台風の進行方向を確認し三重県沖に台風の中心があり
時速60キロほどで愛知静岡方向に向かっていることを確認

6:30分
まだ、雨風は強いが、とりあえず、各施設の様子を確認にでる。
6:35分
施設に向かう途中、野洲川をわたるが、ものすごい濁流
川幅いっぱいに流れが広がり、河原にある公園も完全に濁流に飲み込まれている
幹線道路は一部、風に飛ばされた木切れなどが散らかってはいるが
それ以外に、大きな被害はない、ただ、服部事業所の前の田んぼは、一面水浸しで
湖のようになっており、その水が道路にあふれだし
いちばん深いところで10センチほどの流れを作っている
6:40分
服部事業所、施設には大きな被害はなくいが、
デイルーム内には吹き込んだ雨が入り込んでいて、床の一部がびしょ濡れ
6:50分
みそらに移動、こちらは、雨漏りなどもなく全く問題なし
7:05分
地元のスタッフから電話
「家の前の道路が川になってるんです・・・今日、どうされますか?」
即答できず、答えを留保するが、まだ、迷っている
ウエブで県のサイトにアクセスなにか県の指針が出ていないか確認するが
確たる情報はなし・・・・・結局、判断は各事業所に任されるという事のようだ
7:15分
先ほど電話のあったスタッフの集落の情報を確認に向かう
幹線道路は大きな問題はなかったのだが、集落の中に入ると状況は一変
集落の中の小さな川があちらこちらで氾濫、道路があちら事らで川になり
いちばん深いところでは30センチほどの水位がある
集落の外に出ると田んぼからあふれた水が
大量に集落に流れ込んでいる様子、確かに怖い
相変わらず、雨風激しいが、若干弱くなってきている。
7:30
とりあえず、社員になるべく遅めの時間帯に出勤するように指示を出す
それと、自身住宅の周りが危険な場合は調整する旨伝える。
・・・・・と、いったものの、何を優先すべきか・・・・・かなり悩む
8:00
伊勢に到着、雨は断続的になり止み間もある。
水没したパソコンとの対面。
8:30
社員が出勤、それぞれの被害情報や道路の通行止めの情報を収集する
ご家族様に、送迎の遅延の連絡や、避難指示が出た場合の対応方法などについて
説明するため、個別に電話を入れる。
お休みされる方が多いのではと思っていたが、ご利用希望のご家族が多く
デイ実施の電話連絡をさせていただいたことで安心されたご様子のご家族が多かったよう
8:50分
ついに送迎開始
やってよかったのか・・・・・とにかく、押しつぶされそうなほどの不安感・・・・・・
9:10分
無事、送迎終了、
一部の事業所では道路が水没していて、ご利用者様の近づけず、
お休みいただくことになったケースも

その後、昼前には、雨風ともおさまり、薄日もさしてくる
とにかく何事もなく、よかった。
でも、今回の判断、一つ間違えば、大変な非難を浴びていたことは確実で
今後の、対応マニュアルなど、特別別警報発令時の判断指針を
早急に整備しなければいけないことは痛感した

とにかく、心身ともに疲れ切った1日だった