儲けが出なくても、たくさんのスタッフでサービスを提供したいと思うその本音

ずっと、思っています。

介護の仕事を楽しみたい楽しみたいと思っているスタッフと出会いたい出会った仲間ともっと面白い現場を作り出したい


そう思って、またあしたを始めて20年たってしまいました。

何かが進んだかというと、何も進んでいないような気もします。
というより、状況はますます悪化しているように感じる事も多いです。
介護保険制度の改正や、長引くコロナ禍、スタッフの高齢化、
次の時代を担う人材不足、深刻です。

それでも、またあしたでは、より多くのスタッフ配置できる努力を続けています。
今年の2月現在での各事業所の配置は以下のようになっています。
スタッフ一人当たりのご利用者数

またあした栗東  1.2人
またあした伊勢  1.78人
またあしたみそら 1.85人

難しいケースをお受けすることが多いので、これでも精いっぱいの配置です。
利益を出すには、多すぎるスタッフ配置だと考えています。またあしたでは開設以来一貫して認知症ケアに軸足を置きサービスを提供してきました。認知症の皆さんは、疾患部位も様々、また表面にあらわれる症状も様々、日によっても状態のアップダウンの振れ幅が大きく、スッタフの配置数とスタッフのスキルの向上、それと、スタッフの、業務上受ける、様々なストレスへの配慮が必須となります。
「この数字で十分か?」
そう問われると。そうは言えないと思います。様々な難しい対応を行っている現場スタッフにとっては、もっとスタッフが欲しいと言うのが、本音だと思います。しかし残念ながら、これ位以上の配置は、現状の介護報酬では無理だと、私は考えています。

高齢化と少子化が進み、国の形が大きく変化しています。社会構造として問題解決は難しいかもしれません。それでも、何とかしようとあがいているのですが・・・・・

出来ることは、私たちが取り組んでいることを面白いと思っていただくことと、収益を上げ、さらに雇用環境の改善を図る事と、私たちの存在を多く方に知って頂く事、それくらいでしょうか?
新たな取り組みとして、居宅支援事業所の拡充を図っており、この4月より5名の介護支援専門員の体制での事業運営となります。これにより、主力事業の通所介護事業の運営の安定化をある程度果たせる状況を作れると考えています。

スタッフの雇用環境の改善、特に退社時間の徹底を図るためにも、正規職員の規模を増員し、個々のスタッフの能力を上げ。より良い職場環境が創造できるよう。取り組みたいと考えています。

多くのいご利用者様の、人生をお手伝いする私たちの介護の仕事、共に面白いことを見つけ取り組んでいただける方、一度またあしたを見に来てください。